11日間続いた男との同棲生活。
実は、続編がある。
あれから翌週、3泊だけではあるが、また東京にきていたのである。
もちろん、連絡は前日である。
「おじちゃん、明日から数日泊めてね。てへぺろほし(原文まま)」
いつもの要領である。
むきぃー!!!
そして彼はやってきた。
彼はいつものようにネットゲームの合間に転職活動をして、主食のガーナチョコレートを食べ、隣の布団でビクつきながら寝て、帰って行った。
そして、最後びに「もう就活はやめた!」と吐き捨てて札幌に帰っていったのである。
後日、東京にきた父と姉の3人で食事をした。
彼のことは父も姉も知っている。
姉から言わせれば、
「11日間も一緒に過ごすあんたって、なんにも気にしない無神経にできた生き物なのね。私は1泊で限界よろしく」
と言われた。
でも、実際は、案外楽しんでやっているし、なんにも気にしないわけではない。
ちょっとは気になってはいる。
ちょっとは…。
まぁだけど、貴重な体験だし、楽しんでやってたつもり。
誰とでもこんなことをできるわけじゃないし、てっちゃんとだからできることなのかもしれない。
あっ、でも、あと数人の友達とならあの生活できるな…。
やっぱ、あんま気にしない性格なのかしら。
まっ、いずれにしても、楽しい日々だったし、いい思い出!
父に言われたのは、
「てっちゃんはお前を頼ってきてくれる。誰にでも頼めるようなことじゃない。そういう人がいることに感謝だね」
とのこと。
確かにそうだね〜。
てっちゃんにも、僕をつくってくれた色々な人たちにも感謝なのであります。
そして、そのてっちゃん。
第一希望の企業から内定をもらいました。
研究職?外資系だっけ。
なんかよくわからんけど、医療関係の研究職。
おめでとう。
来年から東京生活が始まるとのこと。
うっほー。たのしみ!