ポールの徒然なるままに


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独り言を言う人、手を挙げろ〜!
 ここだけの話、僕の家の近所に気になる人がいる。
 年齢は50歳後半ぐらいの男性である。容姿はミスタービーンに似ており、格好はお洒落じゃないカジュアルなスーツ。買い物袋を持っていつも歩いているのだ。
 ミスタービーンに似ている容姿もさることながら、その男性はいつも独り言をいいながら歩いているのだ。
 うーむ、気になる。気になって、ポール眠れないのである。
 さっそくポール探偵は調査にのりだした。その人の家は、僕の家から徒歩1分。どうやら未婚のようだ。
 家族からの情報によれば、昔から変わった人であるらしい。是非、今度、お酒でも酌み交わしたい。
 今度、愛犬のルーポに襲わせて、会話のきっかけを作ってみようと思う。
 
 これは、前置き。その男性を見て、僕は独り言について、ふと考えてみた。
 家で独りでテレビを見ているとき。車を運転しているとき。家具の角に足の小指をぶつけたとき。
 様々な独り言のシチュエーションがあると思うが、皆さんは独り言をいうのであろうか。

 僕の答えといえば、「ノー」である。一切、独り言は言わない。
 18歳から20歳までの間、独り暮らしをしたことがあるのだが、バイトもなく家に引き篭もった日なんかは、
 「あっ、今日、一言も言葉を発してないや」
 と思うときが多々あった。
 
 それは今でも変わらない。
 テレビでアンタッチャブルが面白いことを言おうが、
 「あはは!君たちはなんて面白い人たちなのだ!」
 とも言わないし、
 スピリチュアルカウンセラーの江原啓之が、インチキ臭いことを言おうが、
 「おらー!でたらめ言うんじゃねぇ!ペテン師がー!」
 とも言わないし、
 木村カエラがテレビに出ていようが、
 「カエラちゃん、カワイイ!カエラちゃん、カエラちゃん!萌え萌え!!」
 とも言わない。 
 心の中では色んなことを言っているのだが、それを言葉に発することは皆無。
 傍から見れば、能面がテレビを見ているが如くである。
 
 ちなみに、愛犬のルーポと遊んでいるときは、話しまくる。
 愛犬は犬であるからして、ワンとかフガフガしかいえないのだが、なんのその。
 今日はルーポが小さい頃に入っていたゲージの中に僕が入り、
 「助けてー!助けてー!ルーポ!!ヘルプミー!!」
 と言いながら、ルーポを大いに困惑させた。
 その時のルーポといったら本当に笑えた。ゲージの周りをジタバタし、くぅーんくぅーんといいまくっていた。うーむ、カワユス。

 まぁ、とにかく、僕は一切、独り言は言わないのである。
 そんな独り言を一切言わない僕とは対極的な友人がいる。友人のN氏である。
 彼の独り言は、独り言の領域を凌駕している。彼のレベルになると、独り言ではない。独り喋りなのである。
 そんな彼の異常に気づいたのはいつだっただろうか。仲良くなって1年ぐらい経ってからであろうか。
 
 僕とN氏はお酒を飲み、語り合うことが多い。語りの内容については様々である。お互いが好きな音楽についてのときもあれば、恋愛についてのこともある。政治について、いっちょ前に語るときもある。
 その日は音楽について語っていた。
 お互いお酒を飲み、いい感じになってきたときのことである。僕は厠に行くために席を立った。部屋を出るとき、彼の話し声が聞こえる。
 「あぁ、電話でもかかってきたのかな」
 と思いながら、僕は厠に向かった。
 部屋に戻ってきたら、彼は電話で話していた様子もなく、一人でビールをウグウグ飲んでいる。
 僕は、
 「あれ?電話で話してなかった?」
 と問う。彼は
 「いや、話してないよ」
 と言う。
 空耳だったのかな、と思い、その場は流した。

 お互いにお酒を煽る。激しくなる酔い。白熱する議論である。
 僕は二度目の厠に立った。トイレから部屋に入ろうとしたその時である。
 やはり、部屋からN氏の声が聞こえてくるのだ。
 「やはり電話か?」
 と思い部屋に入った。
 彼は電話で話していない。ビールを飲みながら一人で喋っているのだ!
 「そうか、やっちの主張はこういうことだな。なるほど。いやまてよ。しかし、僕の疑問点はここであって…ブツブツ…」
 もうなんちゅか、それは完璧に独り言ではなく、独りトークなのである!!
 片言の言葉ではない。それは完全なる独りトークなのだ。

 そんなN氏を見て、
 「Nっち(彼のあだ名ね)よ、なにいってんの!?笑 気でもふれた?笑」
 というと、彼ははにかみながら、
 「えへへ、そんなことないよぉ。癖なんだよねぇ。えへへ」
 と返してきた。

 それからというもの、彼の独り喋りが気になったしょうがない。
 先日もN氏の家に、パソコンでテレビを見るチューナーを貰いに行ったときのことである。
 なかなか見つからなかったらしく、彼は一度諦めて部屋に戻ってきた。
 「いや、Nっち。もういいよ。もともとタダでもらえる物だったわけだし、最初から無かった物と思えばいいのさ〜」
 なんてなことを言った。しかし、優しい彼は真剣である。また、探しに階下に下りていった。
 その途中、まぁ〜、独り喋りがすごい。
 「うん。やっちは欲しいのだ。探さなければ。どこいったかなぁ〜。いや、あそこにあったはずだ!もう一度探してみよう。きっとあるはずさ…ブツブツ」
 そんな独り喋りが聞こえてくるのだ。
 まぁ〜笑った!独り言を言わない僕が、独りで大いに笑った。
 色んな人がいるんだねぇ〜。人って面白いやね。
| ポール | ネタ日記 | 00:18 | comments(2) | trackbacks(0) | -
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失礼ながらポール様、独り言?普通でございますよ。
ちなみに薪篠宮宅では全員が自らに話しかけております。
独り言と申しまして、これは自らの中で語っている内言というものが外在化するものであって、外在化する方が考えがまとまったり、(考えなくていいものを)思考外に追いやる手助けになるものでございます。恐らくポール様が衝動的に人を必要としてお話されるものを、独りで片付けてしまうための方法と考えていただいてよろしいかと思います。良し悪しは別として、その方が自らの思考コントロールがしやすいという人種がいるのは確かでございますね。このような人種の方々の中には、実際独り言を言わずにやるよりも、言いながらやる方が物事の効率があがり、能率が上がるとおっしゃる方もいらっしゃいます(私は直そうと思っていないので試したことはありませんが…)。そのような場面に出会った時には、そしらぬ顔でやり過ごしていただくのが一番かと思います。よろしくお願い致します。
| 薪篠宮 | 2006/09/10 2:22 AM |

 薪篠宮さま、コメントありがとうございます。
 読みいってしまいました。なるほど、独り言にはそういった作用・効果があるのですね。勉強させて頂きました。
 確かに、僕は悩みがあったら、人に相談することが最も効果的な方法だと思っておりました。しかし、薪篠宮さまの話をお聞きすると、もう一つ効果的なそれがあったのですね。
 これからも色々ご教授下さいませ。
| ポール | 2006/09/10 10:51 PM |










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