ポールの徒然なるままに


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著作権の私的使用

著作権法についてのコンテンツを作成している時のこと。

著作権の「私的使用」についてグーグルで調べようとした。

しかし、「著作権 指摘しよう」と間違って検索をかけてしまったのだ。


すると、検索結果の上欄に、



もしかして: 著作権 私的使用  



わかっとるわい!

| ポール | ネタ日記 | 17:43 | comments(0) | trackbacks(0) | -
にんにく
 僕はにんにくが好きだ。
隙あらば、あらゆる物ににんにくを投入したいと考えている。
キング オブ 調味料

そんなにんにくにぞっこんの僕が、最近毎朝にんにくを摂取している。
だが、生にんにくではない。
生にんにくを食べようものなら、女課長に呼び出され、理詰めでこんこんと詰められる。
それはどうしても避けたい。
したがって、最近摂取しているのものは、無臭にんにくというものである。

どうやってあの強烈なニオイを発するにんにくを無臭にするのか。
素晴らしい技術である。
なるほど、にんにくを無臭に出来るのならば、宇宙にもいけるわけだ。

そんな無臭にんにく。
摂取し始めて、早数ヶ月が経つ。
体から発するニオイが、ことごとくにんにく臭いがするのだ。

ゲップをする
「にんにく!!」
おならぷー
「にんにく!」

そんなわけでニオイを発する行為をする際は、控えめにしている僕。
| ポール | ネタ日記 | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) | -
皆さん、僕は変わっていません
朝は早いのである。

六時起床


これが僕に課せられた起床時間である。
早く起きるの理由は、他の課がやっている『新聞読み合わせ勉強会』に参加させてもらっているからだ。
新聞読み合わせの目的は、社会情勢を知ることは一義的な理由。
だけど、主眼はそこじゃなくて、注目した記事を発表するので、要約力。今後の予想もしなければならないので、考える力。
そういったものが養われるである。

八時三十分に勉強会が開始。
中途半端な読み方をしていると、上司に突っ込まれる。
なので、準備が必要なのだ。
電車の中新聞を読む。
そして、八時には会社に着いて調べ物をしたり、発表する記事について要約、今後を予想。
そういったことが必要なので、起床が上記の時間になるわけだ。


やはり朝は眠い。
眠いがいつものように出勤するのである。


ある日のこと。
その日は曇りということもあって、外は暗かった。
靴を履き、ポストから新聞を取り出勤である。

電車の中で必死に読む、読む、読む。
会社に着いてからも読む、読む、読む。
準備は整った。
そして、実際の読み合わせ。
首尾よく読み合わせが終わった。

席に着き、朝礼である。

「おはようございまーす!!!」


お辞儀で下を向く。




左右の靴が、違う!!!!

左が黒、右が茶色!!!!


ノー!!!!!!!!!!!!


周りにばれちまう!



ハァハァハァ…。


足をモジモジ。
怪しさ抜群なのだが、足をモジモジ。
朝礼での行動予定も手短に終わらせ、マッハで席に着いた。
机に張り付きである。


数分後、社内メールにて、女性の先輩から下記のメールが。

----------------------
お疲れ様です。

○○さん()、気づいているかもしれませんが、左右の靴が違います。
念のため、ご報告です。

よろしくお願いします。
----------------------


ドーン!!!!!!!!!!!
| ポール | ネタ日記 | 22:46 | comments(2) | trackbacks(0) | -
オツボネに対する傾向と対策
オツボネってどこにでもいるのである。
「ここにはいないかもしれない」
と思うこと数日。
やっぱりいるのである。
それがオツボネ。

オツボネの存在。
「百害あって一利無し」とまでは言わないが、十害あって一利といったところであろう。

さて、このオツボネ。
オツボネはどうやって育まれるのであろう?
まずいっておくが、オツボネも昔はオツボネじゃない。初々しい時代もオツボネにはあったのだ。
だが、数年が経ち、マグマの中からオツボネが誕生するのである。
なお、僕にはオツボネがオツボネでなかった時があるとは僕には信じられない。
しかし、確かにあるのだ。
正直、オツボネじゃなかった頃のオツボネに対して、キツいことを言ってみたい。
なぜなら、今は絶対に言えないからだ。

さて、閑話休題。
オツボネの性質して以下が挙げられる。
・群れている
・社歴が長いのに大して出世していない
・ド根性

恐ろしきオツボネの性質である。
ヒトとしての性質を凌駕しているようにも思える。
性質については、一つ一つ解説をしたいところではあるが、時間がないので割愛したい。

ご多分に漏れず、弊社にもオツボネがいる。
しかも、オツボネから僕の先輩が嫌われており、必然的に僕も被害を被っているのである。
僕はこれ以上、傷口を広げるのはイヤンイヤンなので、以下のことに気をつけながら仕事をしている。
・近づかない
・離れすぎない
・知らないフリ
これである。
ひとつずつみていこう。

やはり、接するとリスクが増える。なので、できるだけ触れないようにするのが肝要である。触らぬ神に祟りなし。諺はすごいのである。

しかしだ。一切接しないというのも、オツボネの逆鱗に触れる。したがって、腫れ物に触るが如く、慎重に接するのである。
しかーし!!!触りすぎには注意だ!!
腫れ物が破裂して、膿がぶっかかる恐れがある。触りすぎは禁物だ。

そして最後に、周りで起こっていることは知らないフリである。巻き込まれては大変だ。すっとぼけのボケナスを演ずることも時には必要なのである。
イメージがつきにくい方は、茨城のおかわり君の日常を模範として行動すると良い。

さて、以上がオツボネに対する考察である。
参考になったであろうか。
長々と書かせては頂いたが、私自身、オツボネに対する傾向と対策は研究不足もあり未熟である。
したがって、この日記に対しては、皆様からの積極的なコメントをお待ちしている。


以上。
| ポール | ネタ日記 | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) | -
筋トレ
筋トレを始めたのである。

先月、三十路に突入したこともあり、体型維持にも気にしなきゃならんな〜、と思ったからだ。

体型についてそう思ったのも、隣の隣の隣の課のマネージャーの存在が大きい。
40歳が目前であるにも関わらずスレンダーでカッチョイイのだ。
ツータックのスーツを着るんじゃなくて、ノータックのスーツをサラッと着ている。
僕の歳ならまだしも、40歳前の男性が、だ。
それに対し、同じ年である友人のF氏なんかは、『茨城のおかわり君』の異名を欲しいがままにしている体型なのである。
神奈川のおかわり君なんていわれちゃたまったもんじゃない。
体型は維持したいところなのである。

そんな経緯があり、筋トレを始めたのである。

また、筋トレを始めた動機には下心もある。
普段は事務系のインテリジェンスを売りに彼女と接しているのだが、たまには、ガテン系のマッスルな面を見せ付ける。
惚れ直させてやろうという下心もあった。

そう思い立った日である。
彼女が部屋でのんびりしているのを確認。
オモムロに傍で筋トレを始めるである。

「シュッシュッ(腕立の音)、いーちっ!」
「シュッシュッ、にーいっ!」

キマッてる。
男らしいのである。

苦し紛れなセクシーな声が必然的にでる。
「あぁ〜!」
「ハッハッハッ!!」

かっこよすぎ。
屈強な男。

筋トレを続ける。
1セット。2セット。3セット……。
汗だくである。

伏せていた顔をあげ、
「どうだぁー!!」
ってなキリッとした顔で見る。


「変な声が出過ぎ!」


けんもほろろ。
男らしい男じゃなく、ただの筋トレを頑張ってるおっさん。

おっさんは筋トレはうるさいの!
うちの父親もそうだったもの!
わかってないよねぇ〜、まったく。
| ポール | ネタ日記 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ソイラテ
ソイラテにはまっているのである。

ソイラテを知らない人に、ソイラテについて注釈を加える。
ソイラテとは、コーヒーに豆乳と砂糖をまぜまぜした飲み物。
間単に言うと、豆乳コーヒーなのである。


ソイラテとの出逢いは、近所のカフェである。
僕は普段、カフェに行くとエスプレッソを頼む。
エスプレッソを一口飲み、
「ふっ…」
と苦笑いをする。
苦みばしった男前の僕には、苦いエスプレッソがぴったりなのである。



その日もいつものようにエスプレッソを頼もうとした時である。
「このソイラテって美味しいんだよ!」
数ヶ月前、彼女に任命したチビの彼女が言うではないか。
大したものではなかろうと思った。
だが、たまに違う飲み物を飲むのも悪くない。
僕は、ソイラテを頼んだのである。

席に着き、ソイラテを飲む。
僕はパッーっと明るくなった!
「まろやかで美味い!!」
感激した思いと同時に、これは家でもできると思ったのである。



カフェの帰りにスーパーに寄ったので、早速僕は豆乳を探してみた。
ないのである。
豆乳ぐらいどこにでも売っていると思っていたのだが、あるのは豆腐用の豆乳のみ。通常の豆乳がないのである。
しかし、ソイラテを家でも飲みたい!しかも、明日の朝、出社前に飲みたい!その衝動を抑えられなかった。
僕は豆腐用豆乳の紙パックとにらめっこをして考えた。
「まぁ、さほど変わらんだろう」
という解を導き出し、豆腐用豆乳を買うことにした。

僕はカゴを持っている彼女のところへ行き、黙ってカゴの中に豆腐用豆乳を入れた。
すると、チビの彼女が、
「えぇー!豆腐用だよ?美味しくないよぅ」
とすぐに返してくる。
「だまらっしゃい!僕はソイラテにはまっておるのだ!」
チビを黙らせ、僕は意見を通したのである。



翌朝、スーツに着替える。
スーパーサラリーマンの出社の準備が整った。
あとは、楽しみにしていたソイラテである。
ワクワクしながら自分で作ってソイラテを口に運ぶ。

「ンベンベ!!!」

僕はソイラテを慌てて吐き出した。
目まいがするぐらいのマズさ!
マズさで卒倒しそうになった!
コーヒーにコシた豆腐を入れたような味。
当たり前ではあるが、想像して欲しい。
コーヒーにコシた豆腐を入れて飲むのだ。
どのぐらいマズかったかは想像に難くないであろう。

こんなマズい豆腐用豆乳など、即座に処分せねばならない。
あれだけ頑固を通して豆腐用豆乳を買ったのだ。彼女がコーヒーを作るたびに豆腐用豆乳を入れられたらたまったもんじゃない。
一刻も対応が必要なのである。
しかし、今は時間がない。
「排水溝にジャブの刑」は帰宅後である。

僕はキリリッと気を取り直して、
「さて、いってくる」
と僕は彼女に言った。
チビの彼女が玄関まで送ってくれたのである。
そして、下記の言葉を送られた。
「いってらっしゃい。豆腐用豆乳は捨てるのもったいないから、毎日ソイラテ作ってあげるね」


どーん!!!!

その日、仕事でミスをしまくったのは言うまでもない。
| ポール | ネタ日記 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) | -
暑中見舞い
『目の前は、脇毛ボッサーなのである』


関東では、うだるような暑さが続いている。
たとえ、朝にシャワーを浴びようとも、家を出て10歩あるけば汗。
電車の中でひと涼みをしても、電車を出れば10歩で汗。
涼しいオフィスで自分のミスで汗。
汗、あせ、アセ…、なのである。


そんな平日の仕事帰りに二子玉川でワーッと降りて、多摩川をスーツのまま泳ぎたい。
平泳ぎでスイスーイしたい。
スウィム ウィズ タマちゃん。
そんな衝動に駆られるぐらい暑いのである。


生きているだけで暑い。そんな中での出来事である。
僕は、東京駅から新宿駅へ移動していた。
その路線は、東京駅が始発だったので座ることができた。
ポッケからハンカチーフを取り出し、
「なんという暑さなのだ!」
僕はうつむいたまま、僕の愛情のごとく溢れ出す汗をふきふきするのである。

ユニクロのハンカチーフでひとしきり汗をふき取る。
僕が顔をあげる。
タンクトップの男性がつり革を掴んでいる。


目の前は、脇毛ボッサーなのである。




ただでさえ、暑い。
なのに、臭そうな脇毛の密集ジャングルがボッサーなのである。


ううっ…。
臭そう…。
タンクトップなのになぜか暑苦しい…。

勘弁願いたい。本当に勘弁して欲しい。
顔を上げるとモッサー・ボッサーなのである。
萎えた。


その日の帰りに多摩川を泳いだかどうかは、秘密の話である。

| ポール | ネタ日記 | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ひた走る
 羽田空港まで行ってきた。

 走って、だ。


 「飛行機が見たい!飛行機の飛び立つ轟音を聞きたい!じかに飛行機を見て、鉄の塊が飛ぶのを知りたい!見たい知りたい聞きたい」
 29歳の男は、突然そう思ったのだ。

 また、もう一つの動機として、汗だくのジャージ姿の男が空港にいたら面白いではないか。
 「なんで汗だく!?まさか走ってきた!?」
 そんな妄想をすると、走っていきたくなったのだ。 

 17時過ぎぐらいに家を出る。 
 環状8号線をひた走る。ズイズイと羽田空港まで進むのである。
 健康のためという意味もあって走っているんだけど、いかんせん車どおりが多い。必然的に排気ガスを多量に吸引。健康のために走っているのか、不健康のために走っているのかわからなくなる。
 
 あたりはすっかり暗くなってきた。
 なにやら交番の周辺で、検問らしきものをやっているようだ。捕まっている車がある。ゴシップ大好きな僕としては、当然、走る速度をゆるめる。
 するとだ、若い警察官が僕に向かって、
 「お疲れ様ですッ!!!」
 挨拶をしてくるのだ。僕は心中、
 「走っている僕にお疲れ様?ずいぶん丁寧だなぁ〜」
 と思った。
 しかしだ、僕は一瞬で気づいた。僕の着ているウィンドブレーカーは紺のアディダスである。あの若い警察官の奴、僕を警察官と間違えやがったな。
 若い警察官も気づいたようで、
 「しまった!」
 という顔をしている。僕はニヤニヤしながら、
 「おつかれさま〜」
 と言ってやった。彼は照れ笑いをしていた。
 なんか勝ったような気分になった。

 僕はひた走る。ズイズイと羽田空港まで進むのである。
 するとだ、分岐点に差し掛かったのである。
 右へ行くと第1ターミナル。左へ行くと第2ターミナル。
 僕はエアドゥをこよなく愛しているし、姉は全日空で働いている。僕は迷いなく第2ターミナルへ向かったのである。

 僕はひた走る。ズイズイと羽田空港、第2ターミナルに向かうのである。
 少しずつ飛行機が大きくなってくる。大きくなる飛行機の飛び立つ音。
 まだまだ大きくない。もっと近づきたい。走る速度は上がっていくのである。
 29歳。男。
 なんだかウキウキしちゃってしかたないのである。


 『以降、歩行者・自転車は通行不可』
 
 
 えっ!?
  

 中途半端。飛行機の大きさも、飛び立つ音も。すべてが中途半端なのだ。

 「なぜだ!なぜ飛ぶんだ!なぜ行き止まりなんだ!」
 フェンスをわし掴みにして、飛行機の飛び立つ轟音の中、僕は叫んだのである。

 


  
| ポール | ネタ日記 | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) | -
もう一つの涙の謝罪
くぅちゃん、涙の謝罪なのである。

僕ぐらいのおじさんには、くぅちゃんに関しては当初、露出狂の大阪の女という印象しかなかった。
しかしだ、あれよあれようと言う間に、レコード大賞を取り、中居君と付き合い。
あれよあれようと言う間に、羊水腐る、涙の謝罪なのである。

くぅちゃんのことは、好きでも嫌いでもない。
今回の一件に関しては、
「泣いたのねぇ〜」
とぼんやりケツを掻きながらテレビをみていたのである。

惰性でテレビを見続けて、どれぐらい経ったであろうか。
テレビには上半身裸の男性である。詳しいことはわからない。しかし、彼が、別に脱がなくてもいい場面で上半身を脱ぎ、自慢の肉体を披露していることはわかった。
彼が右手を少し挙げた瞬間である。

ワキゲがワサッ。

「イヤッ!」
僕は思わず乙女のように、目を背けたのである。
何も恥らったわけではない。
なんちゅうかこう、汚らしいのである…。

ワキゲ…。
いったいなんなのだろうか。

例えばだ。
アイドルがダンス中にワキゲがワサッ。
「ギャッ!」
僕は思わず言うだろう。
通勤電車で吊革に捕まる女性のワキゲがワサッ。
「ギャッ!」
海水浴で水着を着た女性のワキゲがワサッ。
「ギャッ!」
加藤ローサにワキゲがワサッ。
「ノー!!!!!」
僕は言うだろう。


果たして、女性だからワキゲが許されずに、男性だから許されるのだろうか。
本当にそうなのだろうか?
僕は一定の疑問が生じ始めたのだ。
5分ほど考える人のポーズをとり考えた。

考えた後だ。
僕は引退を決意したのである。
ワキゲ界からの引退の時。
「ワキゲへの限界を感じ…」
僕は土俵の上、いや、鏡の前で涙の断髪式を開くことにしたのだ。

「今までありがとうワキゲ。さようならワキゲ」
剃刀を右手に持つ。ターゲットは左脇のワキゲである。
長淵剛ばりの気合をもって、
「せいやー!!」

ジョリ。

あっけなく、いとも簡単に、ツンツルテンである。
可愛かった幼少期の頃の脇に、見事復活することに成功したのである。

改めて、鏡を見る。鏡に映る僕。
29歳。男。左ワキゲ。ツンツルテン。

なんちゅうかこう、気持ち悪いのである…。

しかし、後悔先に立たず。失ったものは戻ってこないのである。
ワキゲを失った左脇に
「思っていた以上のツンツルテンで、正直に言うと、すごくビックリしました。傷ついた左脇にとにかく謝りたい」
と涙ながらに謝罪したのである。


というわけで、僕は今、左はツンツルテン、右は通常通りの営業になっております。
あしからずご了承くださいませ。
| ポール | ネタ日記 | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) | -
落馬
 ヤボ用で東京に来て、はや2週間。
 たった2週間だけど、色々あるのである。
 4日連続で野菜炒めを作ったり、酔っ払いに絡まれたり、酔っ払いになって絡んだり、マイミクのたっくと電話して泣きそうになったり、ロンリー誕生日を迎えたり。
 とにかく、色々あるのである。

 色々あった中で、一つのお話を書こう。
 僕が東京で働いていた数年前のこと、マイミクのフーテンの馬(以下:ウマ)と焼肉を食べに行ったことがある。
 普段の僕らは、仕事終わりに『新橋・焼き鳥派』であった。しかし、ある日、ウマが珍しく別の提案をしてきたのだ。
 「ポールよ、次回の世界最低会議(飲み会がそういう名称だった)の場所は決まっているのか?特に決めていないのであるなら、俺に提案があるのだ」
 ウマは続ける。
 「先日、同僚と渋谷で大変珍しいホルモンを食ったのだ。しかも、それは大変な美味であるのだ」
 僕は、
 「ほぅ。珍しいとはどういうことなのだ?15文字以内で説明せよ」
 と返した。
 「平らじゃなくて、丸なのだ」
 きちっと15文字以内の12文字で説明をしてきたのである。

 わからない方もいらっしゃるだろう。解説しよう。
 僕が育った札幌では、ホルモンが平べったいのである。
 つまり、腸を真ん中から切れ目を入れ、平べったい状態になっているのだ。
 しかし、そのお店のホルモンは、腸そのものをぶつ切りにした状態。それはちょうど、金太郎飴のような形状になっている。すなわち、平べったい形状ではなく、丸の形状になっているのだ。
 (ちなみに、後日知ったのだが、それは『丸腸』と言われるものであるらしい。関西以西に関しては、ホルモンとは『丸腸』が主流であるらしい)
 そんな丸いホルモンを、ウマと食べに行ったのである。

 待ち合わせは、渋谷ハチ公前。銅像の前で待っている彼は、ご馳走を目の前に大興奮である。
 「はぁはぁはぁ…」
 ウマだけに、競馬の出走前の馬のごとくである。

 僕との挨拶が出走の合図。
 「ガシャン!!」
 ウマの出走である。歩くスピードが、まぁ〜、早い!
 僕は、後ろから競馬ナレーションを始めるのである。
 「さぁ〜、ホルモンという賞金を目指し、ホルモン記念の出走です!」
 「一番人気、ウマが渋谷スクランブル交差点を渡ったぁ〜!快調な出足ッ!」

 「おおっと、ギャルです!ギャルが、ウマを妨害しております!」
 「ウマがギャルをスッと大外から抜くッ!!」

 「次はマツキヨ店員です!メガホンでわめいております!!」
 「一瞥しただけで、華麗に受け流したぁ〜。素晴らしい技術ですねぇ〜」

 「さぁ〜、最終コーナーの階段を上った!!叩き合い!!」
 「スピードが増す!2段飛ばし、3段飛ばし!!」
 「叩き合い!ゴール目前!ラストスパートです!」
 「ああっとー!!!!!!!」
 「ウマ、落馬です、落馬!!!!!」

 店の前には、 
 『お休み』
 
 
 まさに、落馬したのである。
 ケンモホロロ。
 あの興奮はなんだったのだろう。
 落馬という、最悪の結末を迎えたのである。
 
 そんな落馬をしたウマを宥めつつ、後日また来ようと桃園の誓いをたてたのである。

 事実、数週間後に彼と丸ホルモンを食べに行った。
 確かに、美味しい!
 北海道のホルモンとは違い、食感が違う。そして、ジューシーなのである。
 僕は東京にいる頃、何度も足を運んだ。いわゆる、リピーターになったのである。
 
 
 それからしばらくして、辞表を叩きつけ札幌に戻ったのである。
 そのホルモンをとても懐かしく思った。
 「あぁ、丸ホルモンは元気か…」
 「丸ホルモンよ、僕は君に会いたい…」
 平べったいホルモンを食べては、
 「君じゃないんだ…」
 そんな鬱々とした日々を送っていた。

 そして、この上京である。
 先日、女性とデートする機会があったのだ。俄然、僕は色めきだった。しかも、デートの相手は、背の小さい可愛らしい女性である。
 もちろん、僕がチョイスしたのは、例の焼き肉屋である。 
 恋焦がれていた丸ホルモンとの再会。スキップスキップランランランなのである。

 店に着く。
 席に着き、しばらく待つと、丸ホルモン到着。
 「でましたー!!」
 久々の再会に目を潤ませながら、僕はホルモンを焼くのである。

 ジュージュー。
 丸ホルモンが言うのである。
 
 
 まず僕が一口である。ぱくり。
 「うめぇー!!!」
 その感動を伝えるべく、隣に座っている彼女の方を見る。
 そんな僕を見て、彼女は目を輝かせているのである。
 「食べてみたまえ」

 僕は一つのホルモンを大切にソッと、まるで生まれたてのわが子のように、女性の皿に置いたのである。
 輝いた目の彼女は、ゆっくりとホルモンを口に運ぶ…。

 ぱくり。


 その時である!!!


 「ペッーーーー!!!」

 
 肉が載せられていた銀の皿に、丸ホルモンを吐き出したのである!!
 
 そして、 首から上をギュルンをこっちに向け、
 「くせぇ!!!!」

 唖然とする僕。
 苦しむ彼女。
 そして、横たわる、軽く噛み砕かれたホルモン。

 ウマの落馬に笑った僕が、おもいっきり落馬をしたのである。
 仕方ないよと、彼女に励まされつつ、すばやく店を出たのである。
 
 そんな落馬をしたって話。
 あぁ〜、長かった。



 追記:彼女は牛ホルモンしか食べたことがなく、豚ホルモンは食べたことがないようで、独特の豚の臭みに耐えられなかったようです。
| ポール | ネタ日記 | 02:50 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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